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インプラントの種類

インプラントのパーツの数による分類

1ピース・インプラント

フィクスチャー(歯根部)とアバットメント(支台部)が一体になったインプラントです。埋め込む部位の骨の状態が良い場合に使用され、1回の手術で治療が終了します。 1ピース・インプラント

2ピース・インプラント

フィクスチャー(歯根部)とアバットメント(支台部)に分かれているインプラントです。ほとんどのインプラントが2ピース・インプラントです。
このインプラントでは1回法2回法の治療を選択できます。初期固定が良好で埋入部位の状態が良好な時は、1回法で行い、ヒーリング・アバットメントを歯肉貫通させ連結します。初期固定が得られない場合や骨造成を併用する場合は、フィクスチャーを骨の中に埋込し数ヶ月待ち、インプラントが骨と結合した後に、歯肉を開きアバットメントを取り付ける2回目の手術を行います(2回法)。
フィクスチャーアバットメントに分かれているので、フィクスチャーの位置や深度の補正もアバットメントで可能であり、審美部位や、骨量が不足した場合、初期固定が得られない場合など、あらゆる条件で2ピース・インプラントは使用できます。
2ピース・インプラント

3ピース・インプラント

旧京セラの3ピース・インプラントは、フィクスチャーにPOIアバットメントを連結すれば、2ピース・フィクスチャーと同じになるというもので、2回法の手術の際に使用されていました。しかし、現在では2回法の手術の際にはPOI-EXが使用されているようです。
(旧京セラPOIアバットメントは、他社では類似のものがありません。しいていえば、マルチユニット・アバットメントに近いのですが、複数のクラウンの連結固定を前提にしたものではありません。POIシステムでは他社でアバットメントに相当するものをポストと呼んでいます)。
3ピース・インプラント

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インプラントの表面の形状による分類

粗造表面(ラフ・サーフェス)

今日では、機械研磨表面のインプラントは使用されなくなり、ほとんどのインプラントの表面が粗造表面(ラフ・サーフェス)となっています。

表面性状は、インプラントの成功率にもっとも影響を与える要因であるため、各社が開発にしのぎを削っています。

粗造表面は、チタン粗造面とHAコーティングに大きく分類されます。

■チタン粗造面
サンドブラスト・エッチング、陽極酸化処理などがされ、インプラントの骨内に入る部分は、チタン表面が粗造になっています。 インプラント周囲炎の原因となるバクテリアの付着が、表面加工の種類によらないことが報告されたことにより、最近ではフィクスチャ−のカラー部まで粗造表面になりつつあります。

各社で表面性状の性能の良さを競い合っており、会社により処理方法や名称が異なります。表面性状の良いインプラントほど、早期に骨結合(2次固定)を示し、早期荷重をかけられます。

タイユナイト(TiUnite)
ノーベルバイオケア社陽極酸化処理されたチタン表面性状です。

ノーベルバイオケア社のインプラントは、即時荷重を行うために、トルクをかけやすく、1次固定を得やすい形状をしています。タイユナイト表面は、スムーズに1次固定を2次固定に移行させます。

タイユナイト表面では、骨とインプラントが結合(オッセオインテグレーション)するだけでなく、歯肉とインプラントが結合(ソフトティッシュ・インテグレーション)し、骨吸収を防ぐことが報告されています。

タイユナイト(TiUnite)

SLActive

 

初の粗造表面インプラントを開発したの新型表面性状です。SLAよりも 更に早朝に骨結合を認める現在最も優れた表面性状といえます。

2次固定までの治療期間は、従来の6〜8週から、わずか4週に短縮されました。

早期荷重の時期には、タイユナイトの2倍の除去トルク、ナノタイトの4倍の骨接触率を 示します。

したがって、現在最も性能の良い表面性状といえます。(国内未発売)

SLActive

 

(SLActive表面には血餅が安定して形成されるが(左)、ナノタイト表面では血液は血餅になりにくい(右)。)

 

(8週後、SLActive表面では、インプラントネック付近まで骨を認めたが(左)、ナノタイト表面では、第2ネジ付近までしか骨はできなかった(右)。)

 

(フィクスチャーを水面に入れると、SLA表面では水面は凹状になり(左)、SLAcive表面では水を吸い上げ、水面は凸状になった(右)。)

 

(SLAacive表面は親水性であり、ネジの陥凹部に血液を吸い上げていった。)

SLA
初の粗造表面インプラントを開発したストローマン社のチタン表面性状です。1994年に開発された早期に骨結合を認める優れた表面性状です。
粗造表面のゴールドスタンダードともいえます。

ナノタイト(Nanotite)
オッセオタイト表面性状に、リン酸カルシウム(CaP)分離結晶沈殿(DCD)をナノテクノロジーの技術で結合させた新開発の表面のことです。
バイオメット3i社の新しい表面性状で、骨質不良部位や難症例においても高い成功率が期待されます。

ナノタイト(Nanotite)

 

オッセオタイト(Osseotite)
バイオメット3i社のダブル酸処理されたチタン表面性状のことです。骨質不良部位においても高い成功率が報告されている優れた表面性状です。

オッセオタイト(Osseotite)

タイオブラスト(TiOblast)
アストラ社の酸化チタン粒子のブラストによるチタン表面性状です。

セルプラス(Cellplus)
フリアデント社が開発した、早期に骨結合する新しい表面性状です。ザイブ・インプラントの表面性状です。

■HAコーティング
HAコーティングとは、骨成分の一部でもあるハイドロキシアパタイトをコーティングした表面性状で、治療の早期では高い成功率が報告されています。

一方、5年以上経過の長期観察例で、HAインプラントは失敗率が高まるとの報告もあります。

最近ではチタン粗造表面の性能も向上してきたため、HAコーティング・インプラントの方がチタン・インプラントよりも成功率が高いと必ずしもいえません。

ただし、骨質が不良な上顎臼歯部や、インプラント初級の術者の場合は、成功率が高い表面性状と思われます。

機械研磨表面(マシーン・サーフェス)

表面をつるつるに研磨処理されたインプラントです。従来は、研磨表面にはインプラントの失敗原因となるバクテリアが付着しにくいと考えられ、安全性が高い表面と考えれられていました。
機械研磨表面は粗造表面に比べ骨結合能は劣っていますが、安全性は高いと考えられていました。このため、初の実用インプラントであるブローネマルク・システムは、機械研磨表面を1965年から2000年まで堅持していました。ところが、バクテリアの付着は表面処理の方法によらないという研究結果が報告されてから、考え方が変化しました。つまり、バクテリアの付着は表面性状によらないため、「骨結合に有利な粗造面の方が機械研磨面より優れている」ことが分かったのです。
機械研磨表面を堅持し続けたブローネマルク・システム自体が、2001年に機械研磨から粗造面のタイユナイト表面に変わりました。更に、ほとんどのメーカーのインプラントでフィクスチャーから1.5mm程度の機械研磨面がいまだに残されていますが、ブローネマルク・システムリプレイス・セレクトタイユナイト表面はフィクスチャーの最上部まで加工されるようになりました(2005年海外で発売、日本では未発売)。
機械研磨表面は、現在ではほとんど使用されなくなった表面性状といえます。
機械研磨表面

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コネクション部分による分類

エクスターナル・ヘックス・コネクション(外側6角)

インプラント体のプラットフォーム(結合部分)が凸面・6角形(ヘックス)のものです。
長所としては、埋入時にトルクをかけて埋入してもフィクスチャーが破折しない構造になっていることです。また、エクスターナル・インプラントは、どのメーカーもブローネマルク・システムを模倣して作っているため、レギュラー・プラットフォーム(φ4.1)には、メーカーが違っていても互換性があることです。
短所としては、インターナル・コネクションに比べて上部構造の固定力が弱いことや、プラットフォーム付近の骨吸収が大きいことです。全顎補綴などの大規模な欠損補綴の場合でスクリュー固定になる場合は、エクスターナル・ヘックス・コネクションは使いやすいインプラントです。インプラント上級者や昔からブローネマルク・システムを使用している術者に好まれます(15年前に成功するインプラントといえば、スクリュー固定式のブローネマルク・システムしか存在しませんでした)。
ブローネマルク・システムノーベルバイオケア社)、オッセオタイト(3i社)、セティオ(GC社)、エンドポア(イノバ社)などです。
エクスターナル・ヘックス・コネクション

インターナル・コネクション

エクスターナル・ヘックス・コネクションとは逆で、プラットフォームが凹面のものがインターナル・コネクションです。
凹面の形状はメーカーにより、6角、3角、6/12角などがありますが、同じ6角でもメーカーが違えば互換性がありません。
リプレイス・セレクトノーベルバイオケア社)、カムログ・インプラント、SPIインプラント、ザイブ・インプラントPOIインプラントなどです。
インターナル・コネクション

テーパー・フリクション

アバットメント自体の摩擦で固定されるインプラントです。アバットメントフィクスチャーマイクロ・ギャップが少なくなるのが長所ですが、後々のインプラントの設計変更が困難なのが欠点です。
クラウンマージンアバットメントに付与されるため、審美面で優位なインプラントと、逆に、クラウンマージンフィクスチャーのショルダーになり、審美面で問題があるインプラントの2種類があります。

クラウンマージンアバットメントに付与されると審美性に優れます。
アストラ社、アンキロスなどのテーパー・フリクション・インプラントがあります。

クラウンマージンフィクスチャープラットフォームになると、審美性に問題が起きることがあります。
ストローマン・インプラントストローマン社)、プラトン、スイスプラスなどのテーパー・フリクション・インプラントがあります。

コネクションなし(ワンピース)

2ピース・インプラントの欠点は、どんなにショルダー部に工夫した加工をしても、フィクスチャーアバットメントの接続面までは骨吸収が起こってしまうことです。1ピース・インプラントでは、フィクスチャー相当部とアバットメント相当部に接続面がありませんので、マイクロ・ギャップがありません。したがってインプラント埋入に伴う骨吸収を可及的に防ぐことができる点が長所です。
短所は、インプラント埋入部位の骨条件が良くないと使用できないことです。 ノーベルダイレクトは、骨吸収を防ぐため、アバットメント部分までタイユナイト表面に加工されています。先端部は解剖学的危険部位を避けやすくするため、テーパー形態になっています。
ノーベルダイレクトノーベルバイオケア社)、AQB(アドバンス社)

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材料による分類

純チタン

骨と結合性が高く生体親和性にすぐれているため、今日のほとんどのインプラントの素材となっています。

チタン合金(Ti-6Al-4V)

純チタンに比べると、骨との親和性が低いことが欠点ですが、強度があることが特徴です。そのため、インターナル・インプラントでも、チタン合金製のインプラントは埋入時の破折がほとんどありません。強度を持たすためにPOIシステムや、3i社のインターナルCertainインプラントはチタン合金製となっています。また、一般に骨内に埋入されないアバットメントや、上部構造フィクスチャーに連結するスクリューは、純チタンでなくチタン合金で作られています。

人工サファイア

サファイア・インプラントの失敗例
サファイア・インプラントブレード・インプラントは逆T字型をしており、人間の歯の形とは思えない形状をしています。チタンのインプラントと比較すると、サファイア・インプラントは失敗の多いインプラントと言えます。
写真では、インプラント周囲にエックス線透過像を認め、サファイア・インプラントが骨結合(オッセオインテグレーション)していないことが分かります。骨結合をしないことをごまかすため、サファイア・インプラントは隣の歯と連結固定されていますが、隣の歯に異常(歯の破折、根尖病巣)を認めた時は撤去が大変です。インプラントを撤去して再治療をする際にも、広範囲の骨欠損を認めるため骨造成が必要で、複数回の手術と長期の治療期間が必要になります。
治療を受けない方が賢明なインプラントの素材です。
人工サファイア

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フィクスチャーの形による分類

ストレート・インプラント

初の実用インプラントであるブローネマルク・システムは、ストレート形状で、多くのインプラントがストレート形状です。埋入が容易なことが特徴です。 ストレート・インプラント

テーパード・インプラント

歯根と同様に、先端が先細りしたタイプのインプラントです。ストレート型のインプラントよりも骨質が不良な場合でも初期固定性が良く、隣在の天然歯やフィクスチャーと近接したりした場合に、接触を避けることができます。
ストレートのドリルを用いて埋入窩を形成する僅かにテーパー加工されたインプラント(ブローネマルク・マークIVなど)、最終ドリルだけがテーパー専用になっているテーパード・インプラントの(SPI、プラトンの一部など)、全てのドリルがテーパー専用になっているテーパード・インプラント専用(リプレイス・テーパード、オッセオタイトNTなど)の3種類があります。
テーパード・インプラント

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アバットメントによる分類

既製アバットメント

安価なメーカーのアバットメントは、棒状の単純な作りをしています。長さのみを選択できるようになっており、コストダウンができます。しかし、クラウンと歯肉の境界部を理想的に再現しにくい形態といえます。 既製アバットメント

半既製アバットメント

解剖学的な平均値から作ったアバットメントもあります。インプラントの埋入部位や位置が理想的で、オーダーメイドのアバットメントを作るまでもない時に、半既製アバットメントを加工してセミ・オーダー・アバットメントを作ります。 半既製アバットメント

オーダーメイドのアバットメント(CAD/CAMアバットメント)

CAD/CAMの技術を利用して、患者さん個々にあったオーダーメイドのアバットメントを工業用ロボットが生産するシステムです。
理想的なアバットメントを、生体親和性の良いチタンやジルコニア、酸化アルミナで、人手をかけずに、比較的安価に作ることができます。
初のCAD/CAMシステムは、スウェーデン・ノーベルバイオケア社プロセラ・システムです。日本のGC社もCAD/CAMの技術を持ち始めていますが、それら以外のメーカーにはCAD/CAMの技術はありません。
オーダーメイドのアバットメント(CAD/CAMアバットメント)

オーダーメイドのアバットメント(鋳接アバットメント)

フィクスチャーとの接合面は金合金の既製の物で、その上部は金合金を使って鋳造で製作するアバットメントです。
金合金を使用しているため、CAD/CAMアバットメントと比べ、材料代が高い、重量が重い、人手がかかる、親和性が低い、精度が悪いのが欠点です。
現在では、メーカーによりCAD/CAMシステムを使ったオーダーメイドのアバットメントが可能となっています。人による製作の手間、貴金属を用いた高額な材料代、チタンに比べ低い生体親和性のため長所は少なく、今後はCAD/CAMアバットメントに移行していくと思われます。

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まとめ

インプラントには多くの種類がありますが、歯科医師は患者さんにとって最適のインプラントを選び、治療計画を立てなければなりません。使用しているインプラント・システムにより歯科医師の技量が推測できるため、患者さん側は、良質なインプラント・システムを導入している歯科医院を選ぶことが賢明と思われます。

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