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皆さんはこれから歯科医院に行き、インプラント治療をしようと思っています。 どんな基準でインプラントをする歯科医院を選んでいますか?
患者さん自身の考え方や日々の行動を改めるだけでも、インプラント治療の成功率をあげることができることを知っていますか?
従来から、歯科医院の選択基準が書かれたホームページや書籍もありました。しかし、これまで書かれていた選択基準は、科学的な根拠にのっていることはいえないと思います。 今まであった「患者さんのためのインプラントの知識と歯科医の選び方」は、おおむね参考にはなりますが、客観的事実に基づくものではなかったのです。 科学的な視点でお話するために、ここでは、「ITI treatment guide (インプラント国際チーム治療ガイド)第1巻〜第4巻」、「The SAC Classification in Implant Dentistry(インプラント歯科学におけるSAC分類)」という2種類の科学的な書籍を引用します。 そして、インプラント治療を行うに際して、科学的な視点から患者さまが行うべきことをお教えします。 インプラント治療を正しく理解していただき、改善点があれば考え方や生活習慣をなおしていただき、インプラント治療成績を上げようと考えているのです。 それでは、インプラント治療を受ける際、「よい歯科医院の選び方」と「患者さん自身の改善点」のポイントをお教えしようと思います。 ITI Treatment Guide vol.1〜vol.4 (インプラント歯科学国際チームITI治療ガイド 第1巻〜第4巻)(写真 左)」、「The SAC Classification in Implant Dentistry (インプラント歯科学におけるSAC分類)(写真 右)」という2種類の書籍は、最近出版された科学的な書籍です。 ITI治療ガイドは、2007年に第1巻と第2巻、2009年に第3巻が出版されました。第4巻は2010年秋に出版予定で、このページの執筆中には出版されていません。また、SAC分類の書籍は2009年に出版されましたが、日本語には翻訳されていません。 歯科医師の先生はご存知の方も多いと思いますが、ITIというのは、International Team for Implantology (インプラント歯科学のための国際チーム)の略で、インプラント歯科学国際チームのことです。 ITIは、インプラント歯科学の専門家による非営利学術団体です。特定のインプラント?システムの宣伝のためにある組織ではありません。世界40カ国以上で4500名を越える会員を有しており、インプラント学術団体の中ではもっとも公平で権威のある団体だと思います。スイスのバーゼルに拠点を持ち、「患者の利益のため、研究、開発、教育を通して、インプラントと関連組織再生についてあらゆる知見の発展と普及を推進すること」を使命として活動をしています。
(Buser&Chen 2008, The SAC Classification in Implant DentistryP154より。日本語に訳し、一部改訂しています。) インプラント治療に影響を与える要因は4つあります。(1)歯科医師、(2)患者さん、(3)適切な治療方法の選択、(4)インプラント・システムです。 このうち、もっとも重要な要因は、(1)歯科医師の経験、技術、判断力です。次に、(2)治療を受ける患者さん自身の問題があります。その次に、(3)科学的論文の裏付けのある適切な治療法が行われるかどうか重要です。最後に、最近はインプラント自体が改良して良くなって来ており、(4)4つのうちで一番信頼できるのはインプラント・システムといえます。 それでは、4つの項目を一つずつみていきましょう。 |
(1)もっともインプラント治療に影響を与える要因は歯科医師である・・・
経験豊富なドクターから治療をしてもらう必要がある。
ITI治療ガイド第2巻には、経験豊富な歯科医師として、 (1)正式な卒後研修を受けていること、 (2)高水準のインプラント専門教育を継続して受けていること、 (3)インプラント専門の臨床経験が豊富なこと という3つ項目を成功率の高いドクターの条件にあげています。 (1)正式な卒後研修を受けていること 通常の大学の教育期間は4年間です。歯学部や医学部の教育期間は、それより2年間長い6年間です。しかし、インプラント治療を行うレベルの教育は、この6年でも短すぎ不十分です。したがって、歯科医師免許を取得した後も、卒後研修を続ける必要があります。
これには10年くらいの年月が必要と思います。言いかえれば、大学病院などの教育機関で正式な研修をうけたかどうかの経歴が大切であるのです。一人前になるには、歯科医師の年齢は35歳くらいになってしまうのです。 (2)高水準のインプラント専門教育を継続して受けている 正式な卒後研修を受けた後も、歯科医師は勉強し続けなければ成りません。インプラント歯学の進化は日進月歩で、歯科医学の中で、最も変化が早い治療分野だからです。 (3)インプラント専門の臨床経験が豊富なこと インプラント治療の成功には、ドクターの技術力がもっとも重要な要因です。あなたのインプラント治療を成功させるには、経験が豊富なドクターにお願いしなければなりません。
ここで知っておかなければならないことは、治療はインプラントを埋め込む手術だけではないことです。手術前には、どこにどのようなインプラントを何本埋め込むかといった精密な診断が必要です。インプラントの部位以外の歯の治療も必要になる場合も、しばしばあります。インプラントを埋め込んだ後は、噛めるようにクラウンなどの装着も必要です。治療が完了すれば、メンテナンスを行い、良いお口の状態を維持していく必要があります。 1年間は365日です。インプラント治療に付随する多くの作業も行う必要があるため、1年間に1人のドクターが埋め込み可能なインプラントの数は、最大250本程度と考えます。数多くのインプラントを埋め込んでいる医院の場合は、複数のドクターがいると思われます。埋め込み本数をドクターの数で割ることにより、正確な実績を知ることができます。ドクターひとりあたり、年間200本くらいの埋め込みが適切な治療をしている目安になると思います。 「埋め込み本数は年間2,000本」と桁違いの本数が宣伝されていても、それが20軒あるグループ歯科医院の総合本数であり、ドクターが40名いれば、ひとりあたりの本数は50本です。たいしたことないのです。 そのなかの一部のドクターは、流れ作業の治療行程の中で、たくさんのインプラントを埋め込んでいるとは思います。しかし、経験の少ないドクターもまぎれているのです。 研修は若いドクターにとっては大変重要なことですが、あなたが若い研修医のモニター患者(練習患者)になるのは得策ではありません。 経験豊富な医院で治療を受けることは必ずしも重要ではなく、「経験豊富なドクター」に治療をしてもらうことが重要なのです。 その医院にいる代診の先生ではなく、院長先生または提携しているインプラント専門のドクターから直接治療受けてください。技術のある先生は、自分自身が経営する医院をもっているはずだからです。 クオリティの高いインプラント治療を行うには、あまり多すぎる必要もありませんが、一定の治療経験が必要なのです。 |
(2)インプラント治療に影響を与える2番目の要因のは、患者さん自身である・・・
自分の悪い生活習慣は改め、インプラント治療の現実を理解する必要がある。
患者さん自身の問題を改めることで、インプラント治療を成功させることもできます。 持病があれば医科の先生を受診して治療を行います。歯ブラシやジェット水流洗浄装置などで、お口の中を清潔にする習慣を身につけることは当然です。喫煙していれば禁煙します。これらは自分でできるインプラントの成功術です。 インターネットなどで勉強しすぎて、患者さん自身が治療法をかってに決めつけ、無理難題をドクターに押し付けるのも禁物です。 その治療が自分に合っていれば良いのですが、その治療の適応でない場合は、たとえ経験豊富なドクターでも手術がうまく行かない可能性があるのです。 なぜかというと、患者さんの希望が強すぎるため、自分に合わない治療法をドクターに選択させることがあるからです。ですから、インプラント治療の適応と限界も正しく理解する必要があるのです。 最近は、インプラント治療の広告宣伝が過剰ともいえます。そのため、患者さんは科学的根拠の少ない治療を信じてしまうこともあると思います。患者さんの希望が科学的で現実的なインプラント治療の限界を越えている場合は、「たとえ経験豊富なドクターが手術を行ってもリスクは増大してしまう」という事実を理解する必要があるのです。 患者さんがドクターに科学的根拠の少ない治療を希望するのは、飛行機の乗客がパイロットにアクロバット飛行を命じているのと同じくらい危険です。いくら熟練したパイロットでも墜落の危険が増大します。そのような飛行機にお客は乗りたくないはずです。 アイルトンセナさんは世界一のF1レーサーでしたが、レース中の事故で死亡しました。植村直己さんは有名な冒険家でしたが、下山中に消息不明になりました。優秀な専門家が失敗を起こさないとはいえないのです。 ですから、経験豊富なドクターに治療を依頼した場合でも、患者さん自身の理想を押し付けないことです。適切で科学的、無理のない治療をしてもらうのが一番安全なのです。 |
(3) 科学的な裏付けのある適切なインプラント治療を行う必要がある・・・
最近は、歯科医師に対するインプラントメーカーの広告宣伝が過剰ともいえます。夢のようなインプラント治療法が、すべての症例で適応でき、明日からどのレベルのドクターにも治療が可能ように宣伝されています。しかし、現実は違う場合が多いのです。 例えば、上あごの前歯にインプラントを埋め込み、即時にクラウンを被せる即時荷重インプラントは、非常に限られた条件でのみ可能な術式と考えます。夢のような話は、現実とは異なります。 また、コンピュータガイドを行えば、どのレベルのドクターにも安全なインプラント手術ができるように宣伝されていますが、実際は異なると思います。 そもそもコンピュータガイド手術が、初診時のお口の状態で適応できる場合は限られています。コンピュータガイド手術を全ての患者さんに適応しようとすれば、まず、お口の状態を整える必要があります。 手術中、予定と異なる予期せぬ状態がおきることがあります。CT撮影のデータは患者さんそのものではないからです。サージカル・テンプレートができあがり、手術日まで約1ヶ月という待機期間がかかります。CT撮影をした日から1ヶ月後の患者さんが、実際手術を受ける患者さんなのです。1ヶ月の間にも多少変化があるのです。CTデータはいってみれば地図であり、実際とは異なるのです。 ですから、このようなことを事前に理解しておき、手術中は臨機応変に対処する必要があります。 歯科医師は、インプラント治療の科学的な根拠を正しく理解する必要があるのです。患者さんは、宣伝内容をそのまま受け入れないことも必要です。宣伝は宣伝であると考え、現実と治療の限界を受け入れる必要もあるのです。 US department of Health and Human Services |
(4) 信頼できるインプラント・システムを使用する・・・
信頼性の高いインプラント・システムで治療されるのかを確認してください。
(2008年のインプラントの世界シェア。1位ノーベルバイオケア社、2位ストローマン社、3位バイオメット3i社。トップ3社で世界シェアの半分以上を占めている。) 最後にインプラント・システムについてです。インプラント・システムにより長所や短所がさまざまです。しかし、歯の形や骨の質、インプラントの使用目的は多様なため、すべての点で優れているインプラント・システムをつくることは不可能です。ですから、複数のインプラントメーカーから複数のインプラント・システムが販売さているのです。 このように多様なインプラント・システムですが、現在使用されているインプラントは良いものばかりです。システムが原因でインプラント治療が失敗することはありません。 あえて避けるべきインプラントをいえば、感染のリスクが高いHAインプラントやシェルシェブインプラントがあります。 インプラント先進国である欧米ではHAインプラントは使用されなくなっています。チタン粗造表面の性状が改良されたため、5年経過以降に感染リスクが高いHAを使わなくても、骨結合が良好になっているためです。 また、シェルシェブインプラントは、術式は容易ですが細すぎるため長持ちしないと思います。シェルシェブインプラントは、1本あたりの価格が安くても、本数が多くなることも問題です。一流メーカーでは、ブロビジョナル・インプラント(仮のインプラント)といって、本物のインプラントが骨結合するまでに短期間使われています。この使用法なら、シェルシェブインプラントでも問題ないはずです。 患者さんが治療費の安さで医院を判断した場合や、歯科医が導入する価格が安いからといって成長が期待できないメーカーのインプラントを導入した場合、数年後そのインプラントが販売中止となっている可能性があります。 また、大幅なモデルチェンジを行った結果、メーカー自身が問題のあった製品を消滅させることもあります。将来、患者さんの歯の状態は変わってくるため、インプラントの設計を将来は変更しなければならないこともあります。ですから、長期的な視点で、メーカーの信頼性を考慮に入れないといけないのです。 インターネットでそのインプラントを検索し、信頼できるメーカーかどうか調べて下さい。各国に複数のインプラントメーカーが存在します。インプラント治療の最新情報は海外から入ってきますので、国内だけでなく、世界のシェアを確認して下さい。 今日のインプラント治療には45年以上の歴史がありますので、過去にはシェアを伸ばしたけれども、現在は消滅してしまったインプラントもあるのです。たとえば、サファイア・インプラントやブレード・インプラント、骨膜下インプラントは消滅しました。 厚労省の認可がとれているインプラント・システムは数多くありますが、そのうち、世界的に信頼できるインプラントメーカーは数社なのです。 信頼できるインプラント・システムでも、1つのシステムではすべての治療範囲をカバーしません。したがって、信頼性の高いインプラント・システムを複数導入しているドクターから治療をうけるべきなのです。 |
4つの要因以外にも下記のことを注意してください。
歯科医の選択には、利便性や人間関係を考えない。
家から近い、職場から近いと利便性優先で歯科医院を選択する人がいます。しかし、便利な所に良いドクターがいるとは限りません。また、知り合いの歯医者さんが必ずしも良い歯医者さんとも限りません。 きちんと歯の治療をしたかったら、便利さや人間関係は考えず、自分にとって適切な歯科医を選ぶべきです。 |
新規開院の歯科医院を避ける。
新規開院から5年間くらいは、経営的に不安定で、診療システムができ上がっておらず、十分なサービスを提供しづらい状態です。 インプラント治療は入れたらそれで終わりという治療でなく、治療後の良いお口の状態を生涯維持していく治療ともいえます。 ですから、インプラントを長期にわたり観察した経験があるドクターから治療をうけたいのは当然です。あなたも、自分に埋め込まれたインプラントが10年以上維持できることを期待するでしょう。 歴史が長ければ良いというものでもありませんが、開院後10年程度経過した歯科医院を選んだほうがよいといえます。 |
数多くの歯科医院を開業しているチェーン店歯科は避ける。
チェーン店展開が歯科医業でしにくい理由は、仕事の内容に熟練が必要なため、均一な仕事内容を提供しにくいためです。 チェーン店歯科医院の分院長になっても、優秀な先生はノウハウを会得した後すぐに退社し、自分で開業してしまうので、チェーン店展開が難しいのです。いつまでもチェーン店に雇われ続けている先生は能力の無い方かもしれません。 また、チェーン店の理事長は、治療以外の業務に追われていると思われますので、経営能力には優れていますが、治療の技術に卓越している方は少ないようです。 |
医院名に院長の名前のない歯科医院は避ける。
特に問題が無ければ、自分の名前を医院の名前につけるでしょう。先に述べたチェーン店のサテライト歯科には、院長名のない歯科が多くあります。 誰が院長かわからないようではダメです。 |
年中無休の歯科医院は避ける。
コンビニのように休み無しで開いている歯科で、高度な治療をしていることはまずありません。 |
予約制でない歯科医院は避け、予約時間を守る。
予約制の歯科医院は、歯の具合が悪い時にすぐに診察してもらえないという難点はあります。 しかし、予定を立てて治療しなければ良い治療はできませんので、予約制の歯科医院のほうがレベルの高い治療を行っていると思われます。予約時間に治療が始まるということは、治療も正確ということです。 救急の患者さんや、治療内容の予期せぬ変化により、予約時間通りに診察が始まらないこともありますが、歯科医も可能な限り予約時間を守りたいと考えています。 無断キャンセル、当日キャンセルは、ご自分の治療期間が長くなるだけでなく、他の患者さんの治療機会を減らすことになります。
来院時には自分のスケジュール帳などをお持ちになり、その場で予約を取るようにしましょう。帰宅後に電話で予約になると、受付の再確認に手間がかかり、その結果、みなさんの治療時間が短くなります。 |
遅い時間帯に治療にいかない。
「仕事が終わってから歯の治療」と遅い時間帯に治療に来院する人がいます。ドクターやスタッフも患者さんと同じで、遅い時間帯は疲れています。良い治療を受けたい患者さんは、良い仕事ができる日中に治療を受ける方が望ましいと思われます。 特にインプラント手術や親知らずの抜歯などの口腔外科手術は、平日の午前中に手術を受けてください。歯科医師がもっとも集中して仕事が行える時間ですし、万が一のトラブルの際にも関連医療機関が開いているため迅速な対応が可能な時間帯だからです。 一般に、技術の低い歯科医院ほど、夜遅くまでの診療や休日の診療を好んで行っているともいえることを理解してください。 |
開業地が出身地の先生に治療をお願いする。
テナント開業ではインプラントを埋め込んだ後、医院が消えてしまうかもしれません。土地開業で、その場所が先生の出身地であれば移転することはないでしょう。 先に述べたチェーン展開の歯科では、経営が悪くなれば、撤退の可能性が極めて高くなります。 |
担当ドクターが変わらないことが望ましい。
インプラント埋め込み手術と、軸や被せといった上部構造の治療(補綴治療)で領域を分け、2名のドクターでインプラント治療を行う場合もあります。 インプラント手術時には静脈内鎮静法が必要になる場合も多いため、麻酔担当医が加わり、3名のドクターで治療を行う場合もあります。 しかし、良いインプラント治療を一貫して行うためには、治療のはじめから最後まで、一人のドクターが責任をもって診察、治療するのが原則と考えます。 高い技術を持つドクターは、インプラント手術、静脈内鎮静法などの歯科麻酔、インプラントの上部構造を作る補綴治療という3つの領域全てを、ひとりでカバーする能力を持っています。 |
インプラント治療の場合、難症例にも対応している医院か確認する。
インプラント治療で最も重要なのは、歯科医師の技術力です。十分に審査・診断を行い、正しい術式で手術を行うことができるかどうかということです。 インプラント治療には、易しい症例と難しい症例があります。易しい症例は、インプラント初級・中級者の先生でも治療可能ですが、難易度の高い症例は、初級・中級者の先生はうまくできないことがあります。 難易度の高い治療をこなせられる技術力のある先生は、平易な症例は当然こなせますし、手術の侵襲や、治療の回数・時間をより短くすることができます。 難易度の高いインプラント治療には、オールオンフォー、上顎洞挙上術、非吸収性膜を用いた歯槽骨造成術、傾斜インプラント埋入術、前歯部審美部位のインプラント埋入、即時荷重(即時機能)などがあります。これらの技術について、自院の症例を用いてホームページで詳しく述べられていれば、技術力があるといえるでしょう。 |
診療器具はきちんと滅菌されているか確認する。
患者さんの体のことを心配している歯科医は、機材をきちんと滅菌し、コップやエプロンなどは使い捨てを使用、必ずゴム手袋を着用しています。滅菌機器が無ければ滅菌できませんので、ホームページより確認して下さい。 オートクレーブがあるのは当然ですが、熱に弱い器具の滅菌では、ガス滅菌器も必須と思われます。ガス滅菌器はそれほど普及していませんので、存在していれば安心です。 |
保険診療の適応範囲を理解する。
民主党政権になり多少改善されましたが、国の財政状態が悪化しているため、健康保険医療は崩壊の危機にあることに変わりありません。 保険医療の性質上、生命と係わりの強い医科を優先する必要があり、生命と直接係わりの少ない歯科では、保険治療の制限がかかり続けています。 最近15年間で歯科治療の技術は飛躍的に進歩しましたが、インプラント治療を中心とした最新治療は、全く健康保険の中に取り入れられていません。 保険治療で時代に合った治療を受けられたのは、過去の話といえます。 |
治療費が相場よりも極端に安い医院は避ける。
およその治療費はホームページに掲載されているかもしれません。あなたは治療契約書をもらっているかもしれません。一般に、料金がかかることには相場というものがあります。インプラント治療にも相場があり、1本30〜50万円です。 インプラントの埋め込み手術の際には、ドクターの技術力とインプラント自体の値段が治療費に影響します。極端に安い時は、ドクターが初心者だったり、ノンブランドの安いインプラントを使っていたり、位置決めに必要なオーダーメイドの補助器具を作らなかったりして、経費を節約しています。。 インプラントと歯槽骨との骨結合が完了してから、軸やクラウンといった上部構造が作られます。費用の差は、インプラント埋め込み手術の時よりも、軸やクラウンを作る補綴治療の時にでやすいといえます。インプラント自体の型採りを行い、オーダーメイドのクラウンを良質な金属や素材を用いて作ると費用がかかります。一方、普通の歯の治療の時と同じ方法で型採りを行い、低い技術の技工士が安価な金属や素材で作れば安く仕上がります。 安いインプラント治療を受けたために、治療費が高くなってしまうこともあると思います。なぜかというと、インプラント1本の値段が安くても、全体の治療費が安くなるとは限らないからです。 たとえば、全部歯がなくなった場合、最新のインプラントを使って新しい治療法を行えばインプラントは4本で足りることもあります(オールオンフォー) 以前からある設計だと、片あごに14本のインプラントを埋め込む場合もあるのです。いくら安くても、10本も本数が多ければ全体の治療費はあまりかわらないと思います。むしろ、安いインプラントの方が、最終的には高くなることもあるのではないでしょうか。 インプラント以外のことについても言えますが、料金・治療費が相場と比べ、あまりにも安い場合には注意が必要です。安すぎるモノには訳があるのです。
歯科医はインプラント治療に慣れていないため、手術に自信がなく、材料費だけをもらっているのかもしれないのです。練習患者(モニター患者と呼ばれます)になりたくない場合は、相場の治療費を支払う必要があります。 |
キリの良い治療費も心配です。
治療費を聞くと、「1本30万円です。」と一声でかえってきたら、単純なインプラント治療しか行えない歯科医院かもしれません。 骨を造成するなどの補助手術や、スクリュー固定を用いた顎全体にわたるインプラントブリッジなどを作ると、材料や技工にかかる料金などが複雑になり、治療費の算定に少し時間がかかります。 インプラントのような複雑な治療では、自分の歯にクラウンを かぶせるのとは違い、見積に時間がかかり、端数がでることもあります。
治療費を聞くと即座にキリの良い数字で答えたならば、複雑なインプラント手術や補助手術を行っていない可能性があります。技術力はあまり高くないのかもしれません。 |
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